先輩からのメッセージ

地域に根ざし、一人ひとりの人生に寄り添う
リハビリテーションを実施したい

理学療法士秋山(平成27年入職)

患者さんの人生に寄り添ったリハビリテーション

現在は患者さんに対しての機能回復、動作能力の向上を図るようないわゆる一般的な理学療法士としての業務の他に、算定基準のチェックやカルテの記入内容の確認などの管理業務も行っています。
当院では、かかりつけ医としてご利用いただいている患者さんが多いので、入院期間で完結するリハビリテーションではなく、その方の人生に寄り添って実施するリハビリテーションを心がけています。
前職は温泉病院で働いていたのですが、 そこにいらっしゃる患者さんは東京や神奈川など関東の中心部からそのリハビリテーションを一時的にうける目的だけにいらっしゃっていたので、どうしてもその入院期間だけのお付き合いになってしまいました。その点、当院は地域密着型のため中長期的に関わることが多く、その中で必要に応じて理学療法業務にあたることができています。

より地域に根ざした病院に

今後はケアマネージャーの方との連携をより密にしていければと思っています。患者さんの中には入退院を繰り返している方もいるので、退院後の生活状況をきちんと把握していれば、再入院された際、ご自宅での状態を加味したリハビリテーションをすることができるからです。
地域の方々に、“安東病院”という医療機関として関わりながらも、ある意味では”近くにいる医療に詳しい人たち”といった立場で接することができれば、より地域に根ざした存在になると考えています。

誠実・親切・勤勉をモットーに、リハビリテーション科の充実を

仕事をする上で心がけているのは、誠実・親切・勤勉です。自分のことだけではなく、周りの状況を見た上でやれること・やらなければいけないことを行う。そういう周囲との関わり合いは、誠実さと親切さが重要です。原則を大事にしている、とも言えます。人に対して誠実であろう、親切にしようということは基本的なことだけど、おろそかにしがちだと思うので。そして、僕たちの理学療法業務というのは常に変化していく世界なので、勤勉でなければいけません。
現在所属しているリハビリテーション科は、始まってまだ10年ほどなので、ソフトな部分とハードな部分の充実をより一層図っていくことが当面の目標です。ソフト面とは、人の技術的な部分、知識的な部分のこと。ハード面とはいうのは、様々な設備や機器を整えることです。これらの充実を図っていくことが、結果的に患者さんへの貢献となるのではないでしょうか。
院内だけでなく、院外においてもリハビリテーション科をより良く認知してもらい、リクエストにお応えできるようなリハビリテーション科にしていきたいと思っています。

家庭を大切にできる人、情熱を持っている人と一緒に働きたい

私が一番大切なのは家庭で、仕事はその家庭を大切にするための手段だと思っています。家庭を大切にできる方は、患者さんも大切にできるのではないのでしょうか。一方で仕事は自分の魅力に付加価値を与えるものとも考えておりますので、仕事を通して、人としての成長、療法士としての成長を主体的かつ積極的に取り組める姿勢をお持ちの方も魅力的だと思います。家庭を大事にできる人、そしてこれから一緒に新しいものを作っていきたいという情熱のある人と一緒に働いていきたいですね。